自己紹介と、老後資金への「モヤモヤ」
はじめまして。このブログを運営しているhanakoと申します。
私は現在60歳(1965年生まれ)で、夫と暮らす普通の専業主婦です。家事や子育てに追われていた日々も落ち着き、今は自分の時間を持てるようになりました。
しかし、同時に私たちの心に重くのしかかってきたのが、あの「老後資金のモヤモヤ」です。
「このままで本当に大丈夫だろうか?」「急な病気や介護になったら、子どもたちに迷惑をかけるのではないか?」
夫に聞いても「まあ、なんとかなるだろう」という呑気な返事ばかり。結局、「何が、どれくらい足りないのか」がわからないから、モヤモヤしたまま日々が過ぎていきました。
恐怖の数字。私たちには毎月3.4万円が足りない
私と同じように不安を抱えている方も多いはずです。そこで、思い切って公的なデータ(総務省の家計調査)を調べてみました。
65歳以上の夫婦世帯の平均では、年金収入に対して毎月約3.4万円〜3.8万円が不足するという現実を知りました。
総務省「家計調査」データ(2024年平均)
- 平均収入(年金等): 約22.5万円(収入全体の約9割)
- 平均支出(消費支出+非消費支出): 約28.7万円
- 支出の内訳:
- 消費支出(生活費): 約25.7万円
- 非消費支出(税金・保険料等): 約3.0万円
- 家計の収支: 約3.4万円の赤字(貯蓄で補填)
この「毎月3.4万円の不足」が、老後30年間(65歳〜95歳)続いた場合、単純計算で約1,200万円もの自己資金が必要になるということです。
内訳も載せておきますね。
・食料:7万6352円
・住居:1万6432円
・光熱・水道:2万1919円
・家具・家事用品:1万2265円
・被服及び履物:5590円
・保健医療:1万8383円
・交通・通信:2万7768円
・教育:0円
・教養娯楽:2万5377円
・その他の消費支出:5万2433円(うち諸雑費:2万2125円うち交際費:2万3888円うち仕送り金:1040円)
※このデータは持ち家の場合で住居費が1万6432円と低い点や、介護費用が支出に含まれていない点には注意が必要です。
この数字を見て、「やっぱり、どうにかしなくては」と強く決心しました。
私が「保険より自力解決」を選んだ理由
老後資金の不安を解消する方法として、まず思いつくのは「保険の見直し」や「プロへの相談」かもしれません。もちろんそれも一つの手です。
しかし私は、まずは「現状を把握しムダを削ぎ落とすこと」こそが、この不安を解消する最大の武器だと考えました。
- 物を減らすと、本当に必要なものだけが見えてくる
- 家計を整理すると、どこからムダが生まれているかが見えてくる
この「モヤモヤ解消ブログ」では、高額な保険や難しいセールスに頼るのではなく、私たち自身の暮らしの工夫と知識で、この「毎月3.4万円の不足」を自力で生み出していけるような方法を探っていきます。
「モヤモヤ解消ブログ」の3つの柱
このブログでは、以下の3つの具体的な解決策を考えていきます。
| 柱 | 解決できる不安 | 活かせる知恵 |
| 1. NISA活用術 | 「お金の増え方」がわからない不安 | 60歳でもできた「シンプルな投資法」 |
| 2. 家計管理と固定費の削減 | 「毎月の出費」が多すぎる不安 | 家計簿アプリや格安SIMなど、手間なく確実に節約する方法 |
| 3. 健康と心の習慣 | 「病気の費用」や「老い」の不安 | 病気になった時の公的制度の知識、物を減らし心を整えるシンプル生活 |
特に物を減らすという私の経験は、お金の管理にも、心の安定にも繋がっています。ムダをなくし、本当に大切なものに集中することは、豊かに暮らす秘訣だと感じています😊
まず最初の一歩:「現状の把握」から始めましょう
「投資や固定費を下げるって難しそう…」と感じた方もいるかもしれません。
でも大丈夫!まず始めるべきことは、「現状の把握」です。
お金の不安のほとんどは、「全体像が見えないこと」から生まれています。「モヤモヤな不安」の正体を探っていきましょう!
いつも家計簿三日坊主で、家計簿付けが大嫌いだった私でも使えた、とても便利な家計簿アプリを紹介ますね。
またその前段階として、私が本気でお勧めする簡単でとても便利なキャッシュレス生活について、次回お話します。
キャッシュレスにすることで、使った金額が自動で記録されていくのでとても安心です。家計管理が驚くほど楽になります。私のような家計簿が苦手な方でも簡単に全体像がはっきりしますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。また次回お会いしましょう😊
