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物を減らす方法
年を重ねると、いつの間にか家の中に物が増えていきますね。
捨てるのが苦手、もったいない、という気持ちはとても自然なこと。でも少ない物で暮らす心地よさを一度味わうと、気持ちまでスッキリ軽くなりますよ😊
ここでは「物を減らす方法」を、具体的にご紹介します。よかったら参考にしてくださいね。
準備と道具(始める前に)
✅小さな時間を予定しておきましょう。
いきなり1日で終わらせる、というのは無理があります。1日1時間など、動ける時間を予定に入れておきましょう。
✅用意するもの
箱を用意します 。「キープ」「迷い箱」「寄付/売る」「ゴミ」の4つを用意してください。箱にラベルを貼ると分かりやすいです。
物の選別 基本ルール(これさえあれば判断が楽になります)
捨て活 基本ルール
- 最後に使った日を思い出せますか?(覚えていないなら手放す候補)
- 同じような物が何個もありますか?(使う個数だけ残す)
- 「使う」か「好き」かどちらかですか?(両方ないなら見直す)
迷ったら「迷い箱」に入れて、30日ルール:30日間使わなければ手放す

ステップごとのやり方(やる気が続く進め方)
小さく始める
引き出し1つ、靴箱1段、本棚の1段など。短時間で完了すると達成感がでますし、楽に進められます。
全出しして見える化
引き出しの中など、物を全部出すと何があるか分かります。使っているもの、使っていないものが一目瞭然。
分類する
用意しておいた「キープ」「迷い箱」「寄付/売る」「ゴミ」の4つの箱に振り分けます。
箱の中のものを処分する
✅「ゴミ」の箱に入れた物:回収日に処分しましょう。回収の申し込みが必要な場合はすぐに申し込みをしましょう。
✅「売る」箱に入れた物:フリマアプリで売るものは、その日のうちに写真をとっておきましょう!後回しにすると面倒になります。買取店舗に持って行く物は、すぐ持っていけるようにカバンや箱に入れて用意しておきましょう。
✅「迷い箱」に入れた物:こちらは30日間保管。30日間使わなければ、おそらく今後もそれを使うことはないでしょう。手放していきましょう。
終わったら収納を考える
「キープ」の箱に入れた物は、取り出しやすい場所へ収納しましょう。
物を使い終わったあとで戻すのが面倒だと、すぐに散らかってしまいます。「戻しやすさ」が大切です。
カテゴリ別の具体的なコツ

衣類
- 試着する:鏡の前で着てみて似合うか心地いいかを確認。サイズや傷みもチェック。
- 季節ごとの箱:使う季節以外の服は箱で管理し、箱を開けて使う頻度が低ければ手放す。
- 「心地よさ」基準:色や形が好きでも着心地が悪ければ処分候補。
本・雑誌・レシピ
- 手元に残す基準:何度も読み返す本、思い出の本だけ残す。その他は図書館に寄贈や古本屋へ。
- レシピはデジタル化:よく作るレシピだけ紙で残し、残りは写真やメモで保存。
キッチン(道具・食器)
- 使用頻度で分ける:毎日使うもの/週1回/年に数回/使わない、で仕分け。年に1回以下は見直し。
- 重複をなくす:同じ用途の鍋やお皿は一つで十分なことが多いです。
- 使わない食器は売るか処分:思い入れが薄ければ手放しても大丈夫。
書類・紙類
- 即判断:郵便物は開封して要・不要を即判断。重要書類(権利証、保険、年金関連など)は専用ファイルに。
趣味の道具
- 現在の趣味と照らし合わせる:昔熱中していた趣味品で今は全く使っていないものは、フリーマーケットに出すか、誰かに譲りましょう。
- 思い出品は“選ぶ”:全部を取っておく必要はありません。小さな箱1つに厳選するとOK。
思い出の品・写真
- 写真に残す:思い出の品は、実物を手放す前に写真を撮って残しておきましょう。
- 小さな“メモリーボックス”を決める:昔の写真は箱1つに入るだけと決めると、量をコントロールできます。
手放し方(寄付・販売・処分のコツ)

売る
セカンドストリートなど店舗で買い取ってくれる場所へ持って行く。あるいはメルカリなどのフリマアプリを使って売れば、収入になります。
フリマアプリで売る
フリマアプリは写真を綺麗に撮る、説明を丁寧にするなど工夫をしましょう。
参考記事

便利なサービスを使って売る
フリマアプリは難しそう、という場合は便利なサービスも検討して、処分をすすめてください。
⬇️レコード専門買取。(段ボールに詰めて送るだけ)
安心と信頼のサービス 鑑定歴30年のエコストアレコード
⬇️ゲーム専門買取。(段ボールに詰めて送るだけ)
【ゲーム買取ブラザーズ】
⬇️楽器専門買取。(段ボールに詰めて送るだけ)
【楽器買取アローズ】
寄付をする
大手ファストファッションのショップでは、自社製品か否かに関わらず、着終わった洋服を回収しているところがあります。
回収された古着は、難民などへの衣料支援として海外に送られたり、繊維を再利用して新しい洋服に使われたりします。利用してみましょう。
また服や本は自治体や地域の団体で受け付けていることもあります。
捨てる
自治体の分別ルールに従って処分してください。ですが、最近はゴミの分別が難しくなっています。今一度確認しておきましょう。
✅家電リサイクル法にあたる電化製品
家電リサイクル券を買う必要があります。
家電リサイクル法に該当する電化製品(テレビ・エアコン・洗濯機・衣類乾燥機・冷蔵庫)の処分について、経済産業省のサイトのリンクを貼っておくのでご覧になってください。悪徳業者に注意しましょう。
✅古いパソコンや携帯電話
個人情報の入った古いパソコンやスマホの処分に困ったら、国の認定を受けた回収ルートがあるので利用してください。無料で回収してくれます。(データ消去は有料)
私も利用しましたが、段ボールに詰めて送るだけなので簡単に安全に処分できます。

✅家具などの粗大ゴミ
お住まいの自治体に粗大ゴミの回収をお願いしましょう。
ただ自治体の回収は不用品を自分で外に出す必要があるので、自力で運べないような重い家具などは、無理をして怪我をしないように気をつけてください。
我が家は昔の重い婚礼ダンスを、不用品回収の業者にお願いをして処分しました。
不用品が多い、大きな家具があるなどの場合は、費用はかかりますが、回収業者に頼むと一気に片付きます。
不用品回収の見積もりサイトを紹介
不用品回収なら【一括見積コンシェルジュ】
売るものや寄付するものを長く家に置いておくと、そのまま忘れてしまうが多くなります。1ヶ月など期限を決めて処理しましょう。
物を増やさないための習慣(続けるコツ)
物を増やさないために、自分なりルールを決めておきましょう。
- 買う前に48時間ルール:すぐに買わずに一晩置いて本当に必要か考える。
- 一つ買ったら一つ手放す:「ワンイン・ワンアウト」の習慣。
- ギフトの受け取り方を決める:頂き物も置いておく基準を持っておく。
- 定期的な見直し:半年に一度など、見直す日を決めておく。
- 写真で確認:物が少ない状態の部屋の写真を撮っておく。
部屋の状態を写真に撮って確認するのは、客観的に見ることができるのでおすすめです。
最後に — 手放すことは“失う”ことではありません
物を減らすことは「失う」ことではなく、「今の暮らしにとって大切なものを選ぶ」ことだと思います。
お気に入りの物に囲まれたすっきりした部屋で、リラックスしている自分を想像しながら、自分なりのペースで進めてくださいね😊