気がつくと、いつの間にか家の中に物があふれている──
「普通に暮らしているだけなのに、なぜ?」と思ったことはありませんか?
物が増えるのには理由があるはずですよね。
今日は、その“増える理由”を、暮らしの中の小さな習慣とともに見直してみましょう!
物が増える理由6選
物が増える理由6選
- 「もったいない」が口癖になっている
- ストック癖がついている
- プレゼントやおまけが増やしている
- 趣味や時期の変化に気づいていない
- 収納場所があるから置いてしまう
- 心の安心を物で埋めようとしている
「もったいない」が口ぐせになっている
まだ使えるものを捨てるのは、たしかにもったいない気がします。
でも「いつか使うかも」「誰かにあげよう」と取っておいたまま、結局出番がなく、次第に記憶からも薄れて押し入れの奥で忘れ去られたままに・・・
押し入れを整理しようとしたら、押し入れの中から、

あ、こんなのあったんだ。忘れてた💦
というようなことが、よくありませんか?私はよくありました。
「もったいない」という気持ちは大切ですが、「今の自分が使うかどうか」を考えてみましょう。
“ストック癖”がついている
ティッシュや洗剤、調味料など、「なくなったら困るから」と多めに買ってしまう。
その安心感は大事ですが、収納スペース以上に買ってしまうと、家がすぐにパンパンになります。
トイレットペーパーなどの日用品は場所を多く使いますよね。
買う前に「今ある分であとどれくらい持つか?」をチェックしてから補充するだけでも、物の増え方がぐんと落ち着きます。
プレゼントやおまけが増やしている
いただきものや景品など、自分では買っていないのに、気づけば棚の奥に眠っていること、ありませんか?
「せっかくだから」と取っておくうちに、“気に入っていないけれど置いてあるもの”が少しずつ積み重なります。
ありがたい気持ちは大切にしつつ、「自分が本当に使うものだけ残す」という考え方にすると、家の空気がすっきりしますよ。
趣味や時期の変化に気づいていない
昔は子供のカバンや服を作っていたけれど、今はもうミシンを出すことはない・・・
過去の私です。ホコリをかぶったまま何年も押し入れにミシンを放置していました。
子供が家を出ても子供のものがたくさん残っていたり、昔集めていたものが残っていたりしますよね。
人生のステージが変わると、“必要なもの”も少しずつ変わっていきます。
私はミシンは手放しました。重いミシンを出し入れして、何かを作ることはもうしないと考えたからです。
思い出や趣味を大切にしながら、「今の自分」にぴったりの持ち物を選び直してみましょう。
収納場所が「あるから」置いてしまう
押し入れやクローゼットに空きがあると、つい「とりあえず入れておこう」と思ってしまいます。
でも、入るだけ入れてしまうと、中身が見えなくなり、何があるのか忘れてしまうことに。

見えなくなったら、無いも同然になっちゃうのよね
収納は「物を置く場所」ではなく、「使うための待機場所」と考えてみましょう。
心の安心を“物”で得ようとしている

イライラや不安を感じたとき、つい何かを買って気分を落ち着けたくなる──
ありますよね、そういうとき。
けれど、本当に満たしたいのは心のほうで、物を買うことではなかったりします。
こんなときは、美味しいお茶を入れて好きな音楽を聴いたり、誰かとおしゃべりしたりする時間を持ってみましょう。
そいういう時間を持つことで、「物を増やさずに心を整える」ことができるのではないでしょうか。
まとめ
物が増えるのは、暮らしを大切にしてきた証でもあります。
ただ、少しずつ見直していくことで、「今の私」に心地よい空間を取り戻すことができます。
“自分に合った暮らしを選び直すこと”それが、これからのシンプルでやさしい暮らしへの第一歩だと思います。
物を減らす方法についても書いていますので、読んでみてくださいね。
