年を重ねると、思い出の品や長く使ってきた物がどんどん増えていきますね。
でも「物が多い家」には、デメリットがたくさんあります。
今日は物が多い家のデメリットを、私と同世代の60代以上の方の暮らしに合わせてお話しします。
物が多い家のデメリット6選
物が多い家のデメリット6選
- 物が増えて毎日がプチストレス
- 掃除がしにくく、ホコリやカビの温床に
- 転倒リスクがあがる
- 無駄遣いが増える
- 気持ちが落ち着かない、集中できない
- いざという時に家族が困る
では物が多い場合のデメリットの説明をしていきますね。
🔽物を減らす方法についてはこちらの記事をご覧ください。
物を減らす方法 心地よい暮らしをつくる整理術
探し物が増えて、毎日がプチストレス
物が多いと、必要なものを見つけるのに時間がかかります。

あれ、保証書どこだっけ?
「ハサミどこに置いたっけ?ガムテープあったよね?」
こんな小さなストレスが積み重なると、気持ちまで疲れてしまいます。
掃除がしにくく、ホコリやカビの温床に
物が床や棚に多いと、掃除機をかけるにも一苦労します。
物を動かすのが面倒になり「今日はいいか」とつい後回しにしてしまいがちです。その結果、ホコリがたまり、ダニやカビの原因に。
ハウスダストやカビは健康に直結します。特にアレルギーや呼吸器の弱い方は要注意です。
掃除しやすい家=健康を守る家、なんですね。
転倒リスクが上がる
通り道に物が置かれていると、つまずいたり、夜中にぶつけたりすることもあります。
高齢になると骨折のリスクも高く、回復にも時間がかかります。安全な暮らしのために、床や廊下をすっきりさせておきましょう。
無駄遣いが増える
これは意外と見落としがちなデメリットです。物が多いと、自分が何を持っているか把握できなくなります。

同じような服をまた買ってしまった💦
同じような服を買ってしまったり、調味料があるのにないと思って買い足したり。そんな経験、ありませんか?私はよくありました。
これは物の管理ができていないサインです。
家の中が整うと、「本当に必要なもの」だけを選べるようになり、自然と無駄遣いも減っていきます。
気持ちが落ち着かない・集中できない
物が多いと視界にたくさんの「情報」が入ってきて、脳が休まりません。

ああ、片付けなきゃ・・・
「ああ、片付けなきゃ…」「あれも捨てたいな…」と、無意識のうちにストレスを感じてしまいます。
目に入る風景をシンプルにしていくと、心地よい暮らしになっていきますよ。
いざという時に家族が困る
「自分しか場所を知らない」「どこに何があるかわからない」
そんな状態のままでは、入院や介護、相続などのときに家族が大変です。
元気なうちに物の整理をしておけば、家族も安心。何より自分自身がスッキリと暮らせます。
まとめ|物を減らすことは、未来を軽くすること
物を減らすことは、「我慢」ではなく「これからを生きやすくする準備」です。
手放した分だけ、心にも時間にもゆとりが生まれます。今日から少しずつ、引き出しひとつ・棚ひとつから始めてみませんか?